2016年頃より、スタッフの藤井と、樋口聡子さん(長年精神保健福祉ボランティアとして、当事者研究をはじめ活動されています)が、ボランティアで始めた誰でもサロン。
この度、木更津市に「チームオレンジ誰でもサロン」として登録され、先日、市役所で授与式がありました。高齢者福祉課の課長、職員、中部地域包括支援センターの職員に出席して頂きました。
誰でもサロンの最初のはじまりは、家から出たがらない、引きこもっているおばぁちゃんがお茶を飲みに来れるように、少人数でサロンをはじめてみようと企画したところからでした。
月1回、デイサービスが休みの日曜日を利用して、午前中はお昼ごはん作り、午後はお茶菓子をつまみながらゆっくりと過ごすなかで、介護をしているご家族がほっとひと息できたり、悩みごとを話せたり。
それぞれが抱えている悩みやしんどさは、
すぐには解決できないことも多いですが、
サロンでごはんを食べたり、話したり、苦労話を聞きあいながら、
「また、来月ね!」と、ゆるんで帰られる姿をみていると、
続けてきてよかったなと感じています。
老いても、病気や障がいをもっても、その人らしく地域で暮らし続けていけるように
誰でもサロンは、介護保険や制度に関係なく、縁があった人が誰でも気軽に来て過ごせる居場所です。
介護や福祉の現場で働いている人たち、認知症サポーター、地域のボランティアの方々と一緒にこれからもサロンを開き、行政や包括と連携しながら、チームオレンジの拠点のひとつとして活動していきます。
コメント